京都府の神社 市町村別一覧

 

TOPICS

(2021年5月)

 南丹市は京都府のほぼ中央にあり、南北に大きく市域が広がっています。さすがに広すぎるので、まずは南部の園部町と八木町の神社を巡る予定です。

 南丹市の中核を成す園部には、古墳時代最初期の前方後円墳である黒田古墳や、それに続く、中畷古墳、垣内古墳という大型の古墳が築かれており、畿内と日本海を結ぶ要衝として古くから重要視されていました。また、八木町屋賀は丹波国府の有力な候補地の一つとして知られており、はやくから開けた園部・八木町域には式内社をはじめとする古社も数多く存在しています。また、京に近いこともあって、中世には中央の有力寺社等の荘園が設置されており、それらに縁のある神社が多いのも特徴かもしれません。菅原道真を生前に祀った生身天満宮といったユニークな神社もあって興味がつきません。